A. 「健康とは、単に疾患がないだけでなく、身体的・精神的・社会的に健康であること。」 女性の健康は、思春期・性成熟期・更年期・老年期というホルモンのダイナミックな変化と、社会的な環境に強く影響されるため、QOL(生活の質)を向上させるヘルスケアが必要です。 月経があるゆえに起こる病気があり、女性ホルモンが作用するゆえに起こる病気がある、これは女性特有のものです。 そこで、月経が始まったら婦人科医をホームドクターに持つことをおすすめします。 ★リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利) カラダも心も社会環境も良好な状態にあり、安全で満足のいく性生活を営み、子どもをいつ何人産むか、または産まないかなどを、女性自身が自分で決める権利です。性の問題、思春期の問題、妊娠、出産、中絶、避妊、不妊、性感染症、更年期障害など、生涯に渡り、女性の生命の安全や健康を重視する考え方です。
女性のライフステージによって病気やトラブルの中身が変わります。
<思春期におけるトラブル・病気>
<性成熟期におけるトラブル・病気>
<更年期・老年期におけるトラブル・病気>
月経回数、今むかし 昔に比べ、初経が早くなった・初産が遅くなった・出産回数が減った、などの理由により、生涯の月経回数が増えたことが、月経トラブルの増加に大きく影響しています。(例えば、生涯の月経回数 昔:約50回⇒今:約400回)
月経回数がこんなに増えたことで、女性の卵巣は働き過ぎの状態になりました。そのため、子宮内膜症や生理痛、月経前症候群などで悩む女性が増えることになったのです。
副効用としては、 ・月経痛が楽になる。月経量が少なくなる。 ・月経周期が規則正しくなる。 ・試験、旅行、出張などに生理が重ならないように、コントロールする。 ・排卵期出血をなくす。 ・月経前症候群(月経前の不快な症状)を和らげる。 ・子宮内膜症の治療。子宮筋腫の治療。 ・ニキビ・肌荒れの治療。 その他
当クリニックにおける、低用量ピル(OC)の使用者からの感想(寄せられた感想のごく一部をご紹介します。)
検査は、超音波検査、腫瘍マーカー(CA125)の他、CTやMRI検査が必要になることもあります。 治療には、安価で副作用の少ないピルをよくお奨めしていますが、喫煙者、高脂血症、肥満、高血圧の方などでピルが使えない方には、漢方薬も選択肢になります。また、鎮痛剤だけでコントロールする場合もあれば、軽度の場合は経過観察のみということもあります。 ピルの効かない症例や、重症例には、注射や点鼻薬でエストロゲンを抑える治療を行うことがあります。この治療は、費用がかかることや、更年期障害が起こる可能性とその対処法について充分説明をし、リスクとベネフィットを充分考慮して開始します。 薬でもコントロールできない場合は手術ができる病院をご紹介します。 将来の妊娠に備えて、今、癒着を取る手術をするかしないか、腹腔鏡検査が必要かどうか、など、微妙な判断を要することもあります。
子宮筋腫 子宮筋の中やその周辺に存在する良性腫瘍(コブのようなもの)で、生理の量が増える、生理痛がひどくなる、などの症状を引き起こします。筋腫のできた場所によっては、貧血になるほどの月経量になることがあり、要注意です。他に、下腹痛,腰痛,腹部の張り、頻尿などを訴えることもあります。 40代になると3人に1人以上が持っている、とも言われるほど、頻度の高い疾患です。 子宮内膜症と同様、月経にさらされる期間が長くなったために増えた、いわゆる文明病でもあります。 検査は、超音波検査、貧血などの血液検査の他、CTやMRI検査が必要になることもあります。 治療には、安価で副作用の少ない、ピルをよくお奨めしていますが、喫煙者、高脂血症、肥満、高血圧の方などで、ピルが使えない方には、漢方薬も処方します。また、鉄剤で貧血だけを治療する場合や、軽度の場合は経過観察のみということもあります。(実はこのケースが最も多いのです) ピルの効かない症例や、重症例には、注射や点鼻薬でエストロゲンを抑える治療を行うことがあります。この治療は、費用がかかることや、更年期障害が起こる可能性とその対処法について充分説明をし、リスクとベネフィットを充分考慮して開始します。 粘膜下の子宮筋腫、貧血の治療が追いつかないくらいの過多月経の場合、細胞診で異常が出た場合、大きな筋腫の場合は、手術ができる病院をご紹介します。将来の妊娠に備えて、今、筋腫のコブをとる手術をするかしないか、など、微妙な判断を要するケースも多々あります。